神戸市のサ・マーシュ：ひょうごもち麦を使った伝統と健康を味わうパン

神戸市中央区のベーカリー「サ・マーシュ」では“ひょうごもち麦”を使用したパンが販売されています。

「サ・マーシュ」の西川シェフには、“ひょうごもち麦パンプロジェクト”発足のきっかけを作っていただきました。「もち麦バゲット」は、クラストはさっくり、クラムはもっちりしていて、噛みしめるともち麦の甘みがほんのりします。

コメント

ごはん、パン、うどん、そば、ラーメン…日本では多彩な主食を選んで食べる時代となりました。その中でもパンは朝食で食べる機会も多く、最近ではメイン料理に合わせてパンも選べるほどに多品種のパンがあります。

私が目指すパンは、毎日食べたくなる素朴なパン。素朴なおいしさはシンプルでいて奥が深く、季節の素材を感じながら香りと味わいを大切に生地を仕込み焼き上げています。

麦は昔から食べてきた伝統食材のひとつであり、その中でももち麦は湯だね製法で混ぜ込むことで程よい甘みと、　そしゃくすることの大切さを感じるパンに仕上がります。食物繊維がしっかり摂れるので、日々の健康を気遣う人にピッタリの食事パンです。こういう時代だからこそ免疫力をつける意味でも欠かせないのが食物繊維なのです。

健康面だけではなくフードマイレージ、農業振興、地域活性をプラスしたマルヤナギさんのもち麦粉は今後の日本を応援できる食材です！
近い未来「日本のパンって何？」と聞かれた時に、もち麦パンが自信をもって伝えていける伝承パンのひとつになれるよう願っています。

（サ・マーシュ　オーナーシェフ　西川 功晃さん）

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