マルヤナギの蒸し大豆が発売された2004年。水煮大豆が主流の時代、蒸し大豆は売れず、厳しい状態が何年も続きました。
そこでマルヤナギの従業員は、全国のスーパー等のお店に立って、直接お客様にご試食いただき、お話しさせていただくことで、蒸し大豆のおいしさと健康価値をみなさまに知っていただくことを続けてきました。
マルヤナギの蒸し大豆のすばらしさは、店頭でお客様に食べてもらえば、きっと伝わるはず。
こうして少しずつ、蒸し大豆は成長してきたのです。
今日はもしかしたらあなたのまちで、マルヤナギの従業員が店頭に立っているかもしれません。
「選食力」という言葉をご存じでしょうか。
人は何十兆個もの細胞でできていて、古い細胞が壊れ、新しい細胞が生まれることを繰り返しています。
今日、自分が選んで食べたものが、自分の体を作る「もと」になるのです。
「人は自分が食べたものでできている」をテーマに、子どもから大人まで、みなさまにご自身の食生活を見直すきっかけになればと、年間1,000名以上に食育授業を行っています。
お話しする内容は「大豆のチカラ」「食物繊維のパワー」等、蒸し大豆のことだけではなく、食生活全体についてのお話しをしています。
その中で、大豆そのままのおいしさと栄養を持つ蒸し大豆の魅力に気づいていただければ嬉しく思います。
マルヤナギが実施する「キッチンチャレンジ」は、5歳から9歳の子供を対象とした食育型料理教室です。
食材の知識や調理の技術を教えるだけではなく、「食」を通じて子どもたちが自信を持つことを目指した「体験型食育授業」です。
そのため、小さな子どもでも基本的に一人で包丁を持ち調理します。
マルヤナギの従業員が調理をサポートしますが、保護者の方は少し離れたところで見守っていただきます。
大人の手を借りずに自分の力でやり遂げる経験が、子供たちの目をキラキラさせ、作り終わるころには満足感に満ちた良い表情になります。
自分でつくったごはんは、おいしさも格別。
子どもたちに、大豆をはじめとした「素材そのもののおいしさ」を知ってもらうきっかけにもなっています。
マルヤナギは2022年2月に「蒸し大豆のマルヤナギ」として公式LINEをスタートさせました。
同時に、蒸し大豆ファンが集う交流の場にしたいと、蒸し大豆情報サイト「蒸し大豆ひろば」をスタート。さらに同年12月に「蒸し大豆タウン」としてグレードアップしました。
北海道にある架空のまちのそれぞれの建物をタップすれば、様々なコンテンツを読むことができます。
蒸し大豆に一番詳しいサイトとして、原料の大豆のことやマルヤナギの取り組みのこと、蒸し豆を活用した様々なレシピ等を掲載しました。
また公式LINEのお友だちにアンケートや投票をお願いし、結果を公開することで、蒸し豆ファンが推す商品やレシピなど、お客様の声をお友だちと共有しました。
現在では、XやInstagramでもたくさんの蒸し豆ファンに情報を発信しています。特に皆さまの反響が大きいのが、季節に合わせた特集レシピや「○○の日」企画。
これからも蒸し豆ファンのみなさまに喜んでいただける配信を続けてまいります。