手作りみそのレシピ:冬が終わる前に挑戦しよう!
手作りみそは意外と簡単に作れるって知っていましたか?
最近ブームになっている手作り味噌。実は、蒸し豆を使うと手間がかからずに作れるんです。 使用する道具、材料、工程を写真やイラストで紹介。
失敗しない5つのコツや、みそ作りに成功者した人のアドバイスもあるので、ぜひ蒸し豆みそに挑戦してみてはいかがでしょうか?
1. 蒸し豆を使うとこんなに便利!
蒸し豆はやわらかく蒸してあるから、水にひたす、ゆでるなどの工程がいりません。
失敗しないための5つのコツ
- ■ 仕込みは冬のうちに始める(いわゆる「寒仕込み」)
- ■ とくに梅雨時は、カビ対策をしっかりと
- ■ 発酵が進む夏季は温度管理に気をつけて
- ■ 仕上がりをイメージして熟成期間を調節
- ■ 愛情をもって発酵~熟成を見守り続ける!!
2.蒸し豆みその作り方
用意するもの
材料:蒸し大豆 約2㎏/麹 約1㎏(蒸し大豆の半分程度が目安)/塩(材料合計の12%として) 約410g
調理器具:大きめのボウル/仕込み容器
調理器具:大きめのボウル/仕込み容器
⇒ ADVICE!:蒸し豆を有機のものにしたり、麦や昆布などを少し混ぜたりすると、違う味わいになりますよ。
作り方
- 蒸し大豆を袋に入れ、レンジで2~3分加熱し、潰しやすい固さにします。
⇒ ADVICE!:レンジではなく、少量の水を加えて鍋で加熱。火を止めてから少し蒸らすと、ふっくらしました。 - 袋に入れたまま、蒸し大豆を潰します。手で押してもいいですが、マッシャーや麺棒などで叩いてもかまいません。
- ボウルに麹を入れ、ほぐしてから塩をよく混ぜ合わせます。
- ②と③をボウルに入れ、出来るだけ均一になるように混ぜます。
- ④を直径8cmくらいの大きさに分けて団子のように丸め、空気を抜きます(みそ玉)。仕込み容器の50cmほど上から、みそ玉を1つずつ投げ入れて、できるだけ空気が入らないように団子を押し広げていきます。
⇒ ADVICE!:透明の容器にしたので、空気が入っていないか確認しやすかったです。空いているところを狙って投入すると、隙間ができにくいですよ。 - 入れ終わったら、内側に空気が入らないよう表面をラップや和紙で覆います。縁を指で押して少しへこませると、密閉しやすくなります。
- 落し蓋をして、上から重し(袋入りの塩や砂糖などで代用できます)を載せれば仕込みは完了です。
⇒ ADVICE!:酒粕で蓋をしたら、天地返しなしでカビを寄せ付けず、我ながら美味しくできました。 - 発酵期間は8ヶ月~1年が目安です。
カビが生えないよう、温度が15℃以下のところ(できれば、温度変化もないほうがよい)で保存します。