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震災から学ぶ“備え”の知恵。不足しがちな栄養を補う、ローリングストックにおすすめの食品

2025年は阪神・淡路大震災から30年の節目の年です。
さらに、近年では「南海トラフ地震」への警戒も高まっており、普段のくらしの中でも食料や飲料水を備蓄する意識が高まっています。食品備蓄で注目されているのが、普段のくらしの中で無理なく災害に備えられる「ローリングストック」という方法です。この方法に特におすすめの食品として、手軽で栄養価の高い「蒸し大豆」や「もち麦」をご紹介します。

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1. ローリングストックとは

内閣府の調査によれば、自然災害への対策として「食料・水等の備蓄や非常持ち出しバッグ等の準備」を行っている人は35.8%にとどまっています。 多くの方が防災意識を持ちながらも、実際の備えは十分でない現状が浮き彫りとなっています。
※参照:内閣府 防災に関する世論調査(令和4年9月調査)
災害時、避難所の食糧供給はすぐに行き届かない場合があるため農林水産省の「災害時に備えた食品ストックガイド」によると、備蓄食品の量は、家族の人数×最低3日分、できれば7日分が推奨されています。

しかし、主に災害時にしか使用しない『非常食』をこれだけ備蓄しようとすると、とても量が多くなります。そこで注目されているのが、『ローリングストック』。
普段食べている食品を少し多めに買い置きしておき、賞味期限を考えて古いものから消費し、消費した分を買い足すことで、常に一定量の食品が家庭で備蓄されている状態を保ちます。
この「備える」「食べる」「買う」を普段から繰り返し行うことが『ローリングストック』です。
ローリングストック

 

2. ローリングストックにおすすめの食品

2-1. 災害時に不足しがちな栄養素

大きな災害直後は炭水化物を食べることが多くなり、野菜を食べることが減るため、次の栄養素が不足しがちです。
①食物繊維
②ビタミン
③ミネラル
災害時にはこれらの不足により、便秘や口内炎などの体調不良を引き起こしやすいと言われています。 
炭水化物はエネルギー源ですので必要ですが、不足しやすい栄養素を摂ることができる食品も備えておくことが大切です。
不足しがちな栄養素

2-2. ローリングストックにおすすめ食品「蒸し大豆」「もち麦」

常温で保管でき、調理不要、普段の食事にもストックしておける「蒸し大豆」「蒸しもち麦」は備蓄に最適!

①開封してそのまま食べられる
「蒸し大豆」「蒸しもち麦」は素材をそのまま蒸していますので、開けてそのままおいしく食べることができます。電気やガス、水がなくても大丈夫。やわらかく蒸していますので、お子さまからご高齢の方まで家族みんなで食べることができるので安心です。

②常温保存できる
冷蔵や冷凍が必要な食材は備蓄に場所を取るだけでなく、災害時の持ち運びが難しいことがあります。「蒸し大豆」「蒸しもち麦」は常温で置いておくことができますので、電気が止まっていても安心です。

③良質なたんぱく質、食物繊維が摂れる
災害時の主菜には、たんぱく質を多く含むものが必要です。レトルトカレーや魚の缶詰などに加えて、「蒸し大豆」をローリングストックしておけば、大豆の良質なたんぱく質、さらに不足しがちな食物繊維を摂ることができます。また、もち麦の食物繊維量は白米の20倍以上!ごはんに混ぜたり、スープに入れるだけで、手軽に食物繊維がプラスできます。さらに、たんぱく質量も白米の約2倍。もち麦で摂れるたんぱく質は意外と多いのです。

④ビタミン、ミネラルを含む
大豆にはビタミンB1、B2、鉄やカルシウムなどのミネラルが含まれています。また、もち麦にもビタミンEの他に、マグネシウムやカリウム、亜鉛、鉄などのミネラルが含まれています。野菜ジュースや缶詰などと合わせて備蓄し、不足しがちな栄養素を補いましょう。

⑤食べ慣れた味で安心!
災害時は誰もが不安を感じます。そんな時、災害時向けの非常食ばかりでなく、食べ慣れた食品を食べられることが、安心につながります。
蒸し大豆

2-3. 「蒸し大豆」「蒸しもち麦」を使った防災レシピ

「蒸し大豆」は大豆をそのまま蒸していますので、そのまま食べるだけでなく、他の備蓄食品と合わせて様々なメニューにすることができます。

【蒸し大豆のカレーライス】

レトルトカレーに蒸し大豆をトッピングするだけで、食べごたえも食物繊維やたんぱく質などの栄養もプラスされます。

蒸し大豆のカレーライス
材料(1人分)
蒸し大豆1/2袋
レトルトカレー1パック
パックごはん1パック

①カセットコンロでお湯を沸かし、レトルトカレーとパックごはんをあたためる。
②ごはんにカレーをかけ、蒸し大豆をトッピングして完成。
 

【蒸し大豆のミートソースパスタ】

ミートソースのパスタはもちろん、クリーム系のソースや和風ソースにも合います。
パスタはポリ袋に入れ、水につけておくことで短時間で湯せんすることができますよ。

蒸し大豆のミートソースパスタ
材料(1人分)
蒸し大豆1/2袋
パスタ50g
100ml
ミートソースのパスタソース1袋

①半分に折ったパスタをポリ袋に入れ、水を加えて30分おいておく。
②パスタソースと30分おいたパスタの袋を閉じ、袋ごと湯せんにかける。(ゆで時間はパスタの袋に表示されている時間が目安です)
③やわらかくなったパスタにパスタソースをかけ、蒸し大豆をトッピングして完成。
※ポリ袋は「高密度ポリエチレン」と表示のあるポリ袋を使用してください。
 

【蒸し大豆のミルクスープ】

常温保存可能なロングライフ牛乳を使った食べごたえのあるスープのレシピ。
ポリ袋に入れて湯せん調理することで洗い物を減らすことができます。

蒸し大豆のミルクスープ
材料(1人分)
蒸し大豆1/2袋
ロングライフ牛乳250ml
乾燥野菜適量
コンソメ小1

①ポリ袋に牛乳・乾燥野菜を入れなじませる。
②コンソメと蒸し大豆を入れ袋を閉じ、湯せんし10分程度あたためる。
※ポリ袋は「高密度ポリエチレン」と表示のあるポリ袋を使用してください。
 

【梅しそとツナのもち麦おにぎり】

ローリングストックに多いツナ缶と梅干しを使用してできる簡単レシピ。
蒸しもち麦はそのまま開けてすぐ使えます。

梅しそとツナのもち麦おにぎり
材料(2人分)
蒸しもち麦2袋
ごはん300g
ツナ缶1缶
梅干し2個
青しそ(あれば)5枚

①ポリ袋に材料を全て入れてよく混ぜ合わせる。
②①を4〜6等分にして、三角形に握る。
 

【蒸しもち麦のわかめスープ】

市販のスープの粉とお湯があれば手軽に温かい主食スープが完成します。
スープのみより腹持ちが良く、満足感もあります。

蒸しもち麦のわかめスープ
材料(1人分)
蒸しもち麦1袋
市販のわかめスープ1食分
お湯スープの素に必要な量

①カップに蒸しもち麦、市販のスープの素を入れる。
②お湯を注いで完成。
※お好きなスープの素でOK!
 
備蓄食品を、「災害時に食べる一時しのぎのもの、あまりおいしくない食べもの」と考えてはいませんか?「蒸し大豆」のように、普段からおいしく使える食品を「ローリングストック」して、栄養バランスのとれた備蓄食品で災害時にそなえましょう。

 

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