【調査レポート】“子どもの腸内フローラ大調査”初回調査結果発表 加東市特産品「もち麦」の発酵性食物繊維で腸内環境改善を目指す
蒸し豆・煮豆・佃煮メーカーの株式会社マルヤナギ小倉屋(神戸市東灘区:代表取締役社長 柳本勇治)と国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所(以下NIBIOHN(ニビオン)とする)(大阪府茨木市:理事長 中村 祐輔)は、兵庫県加東市産もち麦による地域活性や市民の健康増進を目的とする「加東市もち麦活用協議会」及び「もち麦を活かしたまちづくり推進会議」の推進事業の一環として、2023年4月より、加東市に住む3~13歳の子どもとその家族約150名を対象とした腸内フローラの観察研究を実施しています。
この研究において4月に実施した被験者の腸内細菌叢検査と生活習慣に関する調査の結果、腸内細菌叢においては、加東市の子どもは、日本人の肥満を改善する候補菌として注目されている” ブラウティア菌”の割合が成人の全国平均の値よりも高い割合であること、食生活の面では脂質過多・食物繊維不足の傾向にあることが分かりました。この結果をもとに、もち麦にも含まれる「発酵性食物繊維」を意識的に摂取することによる腸内環境の改善を目指し、今後も観察研究を続けると共に加東市民全体の健康維持・増進に努めてまいります。