“子どもの腸内フローラ大調査”2回目調査結果発表 初回調査と比較して腸内の善玉菌が増加
蒸し豆・煮豆・佃煮メーカーの株式会社マルヤナギ小倉屋(神戸市東灘区:代表取締役社長 柳本勇治)と国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所(大阪府茨木市:理事長 中村 祐輔)は、兵庫県加東市産もち麦による地域活性や市民の健康増進を目的とする「加東市もち麦活用協議会」の推進事業の一環として、2023年4月より、加東市に住む3~13歳の子どもとその家族を対象とした腸内フローラの観察研究を実施しています。
2024年4月に2回目となる被験者の腸内細菌叢検査と生活習慣に関する調査、新たに「短鎖脂肪酸」量の測定を実施しました。その結果、日本人の肥満を改善する候補菌として注目されている”ブラウティア菌”を6%以上保持している人の割合が増えたことや、「酪酸」を作る代表的な腸内細菌“フィーカリバクテリウム菌”の平均値が向上していることが分かりました。
加東市の特産品「もち麦」にも含まれる「発酵性食物繊維」をはじめとした地域食材の健康価値を啓蒙し、地域住民が自ら意識的に摂取することで、地域全体の腸内環境を整え、健康維持・増進に寄与することを目指し、マルヤナギと医薬基盤・健康・栄養研究所は、今後も加東市民の腸内環境の観察研究を続けてまいります。