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加東市との連携協定の経緯と概要

1951年に神戸で創業したマルヤナギが兵庫県加東市(旧:社町)で佃煮製造をはじめたのは1969年のこと。現在は社(やしろ)工場と大門工場の2つの工場があり、マルヤナギの生産の主要拠点となっています。


操業当時(昭和44年頃)の社工場

その加東市に本拠を置くJAみのりに、もち麦栽培の相談をしたのが2017年のことになります。マルヤナギが生み、育て、広く知られるようになり始めた蒸し豆に続く商品として蒸しもち麦が発売されましたが、当時国内流通しているもち麦の多くは海外産という状況でした。
「国産で安心できるもち麦をつくりたい」という私たちの願いを叶えていただく形で、その年にJAみのりによる試験栽培がスタートし、2019年には何とか商品化できる量のもち麦を収穫することがでるようになりました。

このもち麦栽培がきっかけとなり、マルヤナギは加東市産もち麦を特産品として育てることやもち麦を活用した町づくりの推進等への協力を加東市に申し入れ、加東市もそれを歓迎するかたちで2019年7月「地域活性化・市民の健康増進・農業振興等における連携協定」を締結することになりました。
もち麦栽培を通じた農業振興と特産品化・商品化・市民の健康づくりのサポートなど、様々なかたちで地域で活動をおこなっています。

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